京都は縦横に碁盤の目のように道が通っていて

それぞれの通りに名前が付いています。

そしてその名前を覚える為の唄が有ります。

その唄を編曲して作ったのがこの音楽です。

 

これは古くからの京都の大切な友人、

カンバラクニエさんと上松正宗さんの結婚式

の為に作った音楽です。

 

式の入場は鈴の音で、、、と考えていたお二人が、

鈴の音を探したけれど見付からず、諦めようかと

思った矢先、僕が届けた音楽は鈴の音で始まっ

ていた。。。

と言う、不思議な事も起こりました。

 

 

「祝音」

 

「京都 通り名唄」

一、

丸 竹 夷 二 押 御池

姉 三 六角 蛸 錦

四 綾 仏 高 松 万 五条

雪駄 ちゃらちゃら 魚の棚

六条 七条とおりすぎ

八条こえれば 東寺道

九条大路で とどめさす

 

ニ、

寺 御幸 麩屋 富 柳 堺

てら ごこ ふや とみ やなぎ さかい

高 間 東 車屋町

たか あい ひ−がし くるまやちょう

烏 両替 室 衣

からす りょうがえ むろ ころも

新町 釜座 西 小川

しんまち かまんざ にし おがわ

油 醒ヶ井で 堀川の水

あぶら さめがいで ほりかわのみ−ず

葭屋 猪黒 大宮へ

よしや いのくろ おおみやへ−

松 日暮らしに 智恵光院

まつ ひぐら−しに ちえこういん

浄福 千本 はては西陣

じょうふく せんぼん はてはにしじん

 

三、

坊さん頭は丸太町

つるっと滑って竹屋町

水の流れは夷川

二条で買うた生薬を

ただで遣るのは押小路

御池で出逢うた 姉 三に

六銭もろうて 蛸こうて

錦で落として 四かられて

綾まったけど 仏々と

高がしれてる 松どしたろ