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2006/7/31

薔薇のパルファム (九龍堂 蓬田勝之=文 石内都=写真)
著者は執筆当時、資生堂の香料研究者です。
石内さんの写真も、キテマスヨ〜〜〜 既存の薔薇の連想を破壊してなおあっちの世界までつれてってくれます。
文章は専門知識の解説が多いのですが、 その向こうに、科学者のロマンチシズムが、 作家の創造力とは違う謙虚さと無防備な純粋さでもって、 読む人の感性に染み込んで来ます。
「研究者と表現者ってアウトプットの最後の所が違うだけだと思う」・・とは 有る画家の方から以前聴いた言葉ですが、 そんな表現者の構造とプロセスと役割とは、 僕の理想と思う姿とも似ています。
パルファム=香り という、とても抽象的なゆえ 前頭葉で解釈するより早く、 ダイレクトに大脳辺縁系(感情)や自律神経に作用する感覚。
驚く事に、においって皮膚からも作用するんですって!
都市生活は出来る限り無臭を基本としています。 でも、薫の君と匂うの宮では有りませんが、 「くさい」という事を嫌うあまり、 あまりにもにおいを無臭へと、 遠ざけてるのはもったいなさすぎます。
しかし、ほうっておくと、弊害をもたらす面ばかりが 現れてしまうのが、都市のにおい環境なのですよね。
思うに・・ いいにおいがしない物は良く無い物なんじゃないかな?
ヘレンケラーはにおいで人の性格まで嗅ぎ別けたそうです。
確か、ヤンソンはムーミンパパの台詞で 「いいにおいの物は全て体にいい、タバコだって・・」 と言わせてた気がするし、(間違ってたら指摘して下さい)
街がくさいとしたらそれは、どこかが良くないってこと?
去年、原宿の駅のホームで若い人が 「なんか森くさくね?くせ〜よ、」 って言ってました。
いいにおいだったんだけどな・・・
良くないのは、人の感性のほうか、
それとも僕にはわからないレベルで森の方が、どこか悪いのか・・
僕は香水を集めるのが好きなのです。
香水は強力で、作用も速攻なので、 ストレス緩和&精神安定剤みたいに使ってますが、 本当に上等の香りは想像力も パーンと拡げてくれます。
感情に直接作用するのだから、 シビアな会談はいいにおいの中でするべきです。
先日は限りなく優しくなれるソファーを体験しましたが、 あの椅子に座って、薔薇の香りの中で話し合えば、 世界はもう少し・・・ なんて思うのだけどな。。。
せめて、僕は、においの恩恵を大事にして いきたいな。
取り合えづ、女の人は何を置いてもまず香りですよね、ね、ね、 僕は変態じゃない。。。
かどうか判りませんが。。
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